【不妊治療】体外受精・顕微授精の費用はいくらかかる?リアルなお金の話

不妊治療の体外受精・顕微授精いくらかかった?
いろも

こんにちは、不妊治療を約2年していた主婦いろもです

私は2018年の35歳から約2年、体外受精と顕微授精をしました。

細かく言うと途中で転院したので2つの病院で採卵3回、移植7回やりました。

その経験からこの記事では高度不妊治療である体外受精と顕微授精の費用がいくらかかったのか、リアルな声をお伝えします。

いろも

なお、ちょうど転院したタイミングで消費税が10%になりました
最初のクリニックAでは消費税が8%、次のクリニックBでは10%かかっていますのでご注意を

2021年より不妊治療費用の助成拡充が行われたので、この記事で書いた当時と現在とでは助成金の金額が異なっています。

本記事の内容
  • 2つの不妊治療クリニックで不妊治療(体外受精・顕微授精)にかかった費用
  • 体外受精・顕微授精のスケジュール
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目次

体外受精・顕微授精いくらかかったの?

お金の話

ぶっちゃけ体外受精・顕微授精はこの価格でした!とは言いづらいです。

自由診療なので(2021年現在)病院によって料金が変わってきますし、一言に体外受精・顕微授精と言っても採卵・培養・移植の3ステップがあります。

途中で検査を挟む場合もありますね。

なのでここでいう価格はあくまでも私がいくらかかったか、ということなんですが…

結果からいいますと最初のAクリニックで合計1,680,040円(約168万円)、次のBクリニックで合計768,166円(約77万円)かかりました。

ただ助成金をいただいているので実質Aクリニックは合計1,305,040円(約130万円)Bクリニックは468,166円(約47万円)です。

2021年現在、43歳以上だと助成金を受けることはできません。

2院合計で2,448,206円(約245万円)、助成金を差し引くと1,773,206円約177万円)でした。

わかりやすく表にまとめるとこうです。

病院かかった費用助成金を差し引いた費用
Aクリニック約168万円約130万円
Bクリニック約77万円約47万円
合計約245万円約177万円
いろも

あらためて書くとすごいお金かかってるー…

内訳を詳しく説明していきますね。

Aクリニックでの治療と費用について

Aクリニック

最初にかかったAクリニックは私の地方では最後の砦として有名なクリニックです。

そしてその分治療費もお高い!

いろも

早く結果が出せれば多少他より料金が高くても結果割安かなと思ったのですが、私はこちらのクリニックでは結果を出せませんでした

Aクリニックで行った治療は以下の通りです

  • 採卵1回(アンタゴニスト法)
  • 移植6回(胚盤胞4個、3日目胚4個)です

採卵から1回目の判定日までの費用

採卵から1回目の判定日までの治療のスケジュールと費用は以下の通りです。

STEP
前周期
9/18~10/10 計23日

合計49,050円

Aクリニックではまずはホルモン療法をし、身体の調子を整えてから刺激周期に移ります。

なので1周期はほぼ薬を服用するだけのお休み期間。

でも最初にAMH測定や検査を行ったのでこのお値段です。

STEP
刺激周期
10/16~10/31 計16日

合計207,268円

薬と自己注射によりバンバン卵胞を刺激するのがこの刺激周期。

この注射が高いので通院するたびに4万円くらいかかってました。

いろも

私は簡易自己注射という注射を選びましたが、もっと簡単なペン型の自己注射にしたらさらに高くなります

STEP
採卵
11/1

合計178,814円

刺激しまくった結果、大きく育った卵胞を採るのがこの採卵。

採卵術、麻酔、薬などでこのお値段。

なお麻酔を使用したので車が使えず、この日だけは電車を使ったので運賃もかかってますがそれは含めてませんよ。

STEP
培養
11/1~11/7 計7日

合計275,400円

採った卵子と精子をかけ合わせ受精卵をつくり、移植ができるまで培養し育てます。

私の最初の採卵は20個採れました。

いろも

これだけ採れれば絶対妊娠できると思ったのになー

Aクリニックではここの処置はどうするか自分で選べず、成熟卵18個に対し5個が体外受精、13個が顕微授精されました。

その結果胚盤胞が3つ、前核期胚が8つ凍結。

ここでの料金は顕微授精代、凍結保存代などです。

STEP
ホルモン補充周期
11/16~12/12 計27日

合計28,388円

凍結胚盤胞移植に向けて内膜を厚くするために薬やエストラーナテープを貼ったりする期間。

エストラーナテープが枚数多いので地味に高い。

STEP
胚盤胞移植
12/13

合計123,843円

STEP4の培養で一番しっかり育った胚盤胞を1つ子宮に戻しました。

ちなみにこの料金は移植代の他に判定日までの薬の料金も含まれています。

STEP
再びホルモン補充周期
12/14~12/24 計11日

薬とエストラーナテープを貼り続ける日々が続く。

STEP
判定日
12/25

合計17,192円

9月から始めた高度不妊治療もついにクリスマスのこの日、判定日を迎えることとなりました。

ちなみに実はこの時陽性でした(のちに稽留流産となりましたが…)

なのでこの料金には尿検査の他、このあとも続ける薬の料金が含まれているのでちょっとお高めです。

まとめるとこのようになります。

治療内容料金(消費税8%込み)
前周期49,050円
刺激周期207,268円
採卵178,814円
培養275,400円
内膜調整期間28,388円
胚盤胞移植123,843円
判定日17,192円
合計879,955円
助成金300,000円
実質合計579,955円
いろも

およそ88万円かかりましたが助成金が30万円いただけたので
実質およそ58万円でした

2回目以降の移植の費用

私の1回目の採卵では複数の胚ができたので、結果として移植は6回しました。

その時の費用もお話していきますね。

2回目の移植
3/13

合計141,331円

胚盤胞移植(3AB)→陰性

3回目の移植
4/18

合計153,971円

胚盤胞移植(3AC)→陰性

4回目の移植
6/3

合計186,939円

前核期胚を4個融解→10C、8C、2E、7Cの3日目胚に成長

数字の部分は分割数、アルファベットはグレード(Aが一番良い)を表しています

内10Cと8Cの2個移植→陰性

2Eと7Cは引き続き培養を続け、7Cが4AB胚盤胞に成長

5回目の移植
7/11

合計165,277円

前核期胚を4個融解→7C、5B、8B、5Aの3日目胚に成長

内8Bと5Aの2個移植→陰性

7Cと5Bは引き続き培養を続けるも、分割ストップ

6回目の移植
8/17

合計152,567円

4回目の移植の際にできた胚盤胞(4AB)→陰性

まとめるとこのようになります。

治療内容料金(消費税8%込み)
2回目の移植141,331円
3回目の移植153,971円
4回目の移植186,939円
5回目の移植165,277円
6回目の移植152,567円
合計800,085円
助成金75,000円
実質合計725,085円
いろも

2回目から6回目の移植はおよそ80万円かかりましたが助成金が7万5千円いただけたので実質およそ72万5千円でした

ここでは助成金は1度だけ申請しました。
当時、採卵と移植が同時にできれば15万円いただけるのですが(※初回は30万円)、移植だけだと7万5千円になります。
助成金が貰えるのは6回までと制限があるので、長期戦を覚悟して温存することにしました。

Aクリニックでの治療費合計

採卵1回、移植6回行ったAクリニックでの体外受精・顕微授精の治療費はトータルで1,680,040円でした。

いろも

あ、あ、あ…

でも助成金を375,000円いただいたので実質トータル1,305,040円でした。

いろも

助成金とてもありがたかったです

そして転院へ…

胚が尽きたのでまた採卵からやり直しです。

Aクリニックはたくさん刺激して卵をいっぱい採る方針のクリニックで、実際私も複数採れましたが、結局その分費用が高くなっただけで結果を出すことはできませんでした。

いろも

採れる数は少なくてもいいから、丁寧に刺激して質の高い卵を採りたい

そう思った私は転院することに決めました。

Bクリニックでの治療と費用について

Bクリニック

Aクリニックは最新式でしたが、今度のBクリニックは老舗の不妊治療院

距離は結構遠いけど、Aクリニックより安価な値段設定なので交通費含めてもこちらの方が安く済みます。

いろも

口コミやブログを参考にしてBクリニックに決めました

Bクリニックで行った治療は以下の通りです

  • 採卵2回(アンタゴニスト法、黄体ホルモン併用法)
  • 移植1回(胚盤胞1個)です

採卵から判定日までの費用

Bクリニックでの最初の採卵では移植可能な胚を得ることはできませんでした。

なので移植まで至った2回目の採卵から移植、判定日までの治療のスケジュールと費用を書いていきますね。

STEP
刺激周期
11/22~12/6 計15日

合計73,559円

黄体ホルモン併用法にて卵胞刺激をしましたが、薬が違うだけでやってることはアンタゴニスト法と同じです。

自己注射はAクリニックとは違ってアンプルやバイアルを使って自分で注射に薬液を入れないといけないタイプで緊張しました。

いろも

でもその分安く済みました
慣れれば余裕なので私はこっちのタイプの自己注射でよかったです

STEP
採卵・培養
12/7~12/16 計10日

合計227,966円

卵胞は結構見えていたのですが空胞だらけで採れた卵は7個。

すべて体外受精にし、顕微授精は行いませんでした。

いろも

でも培養の結果、グレードが4BB、3BB、3CBの胚盤胞が3つできました!

STEP
腫れた卵巣を休ませる
12/7~12/13 計7日

合計4,730円

採卵後の卵巣の様子を見る超音波検査(エコー)や薬代など。

STEP
ホルモン補充周期
12/19~1/10 計23日

合計41,746円

Bクリニックでは自然周期かホルモン補充周期か選べたのですが、自然周期だと移植が年末年始にかぶる可能性があった為、薬で移植日が調節できるホルモン補充周期となりました。

ひたすらエストラーナテープを貼って内膜を厚くする日々が続く。

STEP
胚盤胞移植
1/11 計1日

合計93,500円

内膜7,8mmで挑んだ胚盤胞移植。

4BBの胚盤胞は融解したら6BAに育ってました。

STEP
判定日
1/22

合計17,856円

血液検査にて妊娠判定が行われ、無事陽性反応をいただくことができました。

いろも

この時の子が我が家の第1子しーちゃんです

しーちゃん

ばぶー

ホルモン補充で移植したのでこの後も薬を継続しなくてはならず料金が高くなっています。

いろも

今回も助成金をいただきました

まとめるとこうなります。

治療内容料金(消費税8%込み)
刺激周期73,559円
採卵・培養227,966
腫れた卵巣を休ませる4,730円
ホルモン補充周期41,746円
胚盤胞移植93,500円
判定日17,856円
合計459,357円
助成金150,000円
実質合計309,357円
いろも

およそ46万円かかりましたが助成金が15万円いただけたので
実質およそ31万円でした

ちなみに採卵・培養の内訳は以下の通りです。

実施内容料金(消費税10%込み)
静脈麻酔16,500円
採卵(7個)55,000円
胚培養(7個)66,000円
胚盤胞培養33,000円
胚凍結(3個)42,900円
精液検査2,200円
投薬料2,800円
注射料8,466円
個室料1,100円
合計227,966円

1回目の採卵の費用

先ほどまでのは2回目の採卵でのスケジュールと費用でした。

ついでなので移植までたどり着けなかった1回目の採卵のスケジュールと費用も書いていきますね。

いろも

Bクリニックでの最初の採卵は採れた卵が全滅してしまったので正直転院失敗したかなって思ったよね

STEP
刺激周期
10/7~10/17 計11日

合計73,049円

この時はアンタゴニスト法にて刺激しました。

STEP
採卵・培養
10/18

合計228,960円

5個採卵し、2個は顕微授精、3個は体外受精をしましたが、1つも胚盤胞まで成長せず全滅しました。

いろも

移植はできませんでしたが、採卵したけど培養の結果胚が得られなかった場合でも助成金は15万円いただけるようだったので助成金を申請しました

まとめるとこうです。

治療内容料金(消費税8%込み)
刺激周期73,049円
採卵・培養228,960
腫れた卵巣を休ませる6,800円
合計308,809円
助成金150,000円
実質合計158,809円
いろも

およそ31万円かかりましたが助成金が15万円いただけたので
実質およそ16万円でした

ちなみに採卵・培養の内訳は以下の通りです。

実施内容料金(消費税10%込み)
静脈麻酔16,500円
採卵(5個)55,000円
胚培養(5個)66,000円
顕微授精(2個)49,500円
胚盤胞培養33,000円
精液検査2,200円
投薬料600円
注射料4,290円
産褥ショーツ代770円
個室料1,100円
合計228,960円

Bクリニックでの治療費合計

採卵2回、移植1回行ったBクリニックでの体外受精・顕微授精の治療費はトータルで768,166円でした。

でも助成金を300,000円いただいたので実質トータル458,166円でした。

いろも

結果を出してくれたBクリニックの方がめちゃくちゃ安い

まとめ

上の方でも書きましたが、私が体外受精・顕微授精(採卵3回、移植7回)でかかった費用のまとめです。

採卵から判定日までの費用

病院かかった費用助成金助成金を差し引いた費用
Aクリニック879,955円
(約88万円)
300,000円
(30万円)
579,955円
(約58万円)
Bクリニック459,357円
(約46万円)
150,000円
(15万円)
309,357
(約31万円)
いろも

Aクリニックの助成金が30万円なのは初回だったからです

現在(2021年)は助成拡充され、初回でなくとも30万円助成金がでるようです

トータル

病院かかった費用助成金を差し引いた費用
Aクリニック1,680,040円
(約168万円)
1,305,040円
(約130万円)
Bクリニック768,166
(約77万円)
468,166円
(約47万円)
合計2,448,206円
(約245万円)
1,773,206円
(約177万円)
  • 体外受精・顕微授精はめちゃくちゃ高額
  • 病院によって治療内容も費用も違う(病院選びは本当に大事)
  • 体外受精・顕微授精は43歳未満だと助成金が出るので活用すべし

体外受精・顕微授精は病むレベルで高額です。

幸い私は治療の結果授かれましたが、治療中は半ばヤケになってたので貯金全部出す勢いでした。

いろも

授かれなかったら破産へ一直線

でも妊娠はゴールではありません。

授かれても授かれなくてもその後の人生お金はかかります。

治療にいくらまでお金を出せるかちゃんと最初から決め、そしてそれを守って挑むべきだと思いました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

それでは!

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この記事を書いた人

不妊治療を経て念願の子育てに奮闘するアラフォーコミュ障主婦。
趣味のイラストでお小遣い稼ぎを画策する。
夫と1歳の娘との3人暮らし。

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